STORESとBASE、どちらがいいの?
◎長年どちらも使用している私が解説します!それぞれの特徴、まとめました♪
※2020年1月30日より、「STORES.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)」は「STORES(ストアーズ)」へサービス名を変更しました。
STORES | BASE | |
---|---|---|
月額費用 | フリープラン:無料 スタンダードプラン:1.980円※ | 無料 |
決済手数料 | 5%・3.6%※ | 6.6%+40円 |
商品登録数 | 無制限 | 無制限 |
独自ドメイン | ×・○※ | ○ |
対応決済方法 | クレジットカード コンビニ決済 翌月後払い(Paidy) 銀行振込 Paypal キャリア決済 楽天ペイ Amazon Pay※ 代金引換※ | BASEかんたん決済 クレジットカード決済 コンビニ決済・Pay-easy 銀行振込 後払い決済 キャリア決済 |
売上げ振り込み手数料 | 250円 | 250円 (2万円未満の場合500円) |
入金サイクル | 月末締め、翌月末払い 振込申請の翌日払い (手数料3.5%・1.5%※) | 振込申請から10営業日 |
※は月額有料プランです(2020年2月調べ)
手数料でお得なのはSTORES
比較表でご覧いただいて分かる通り、費用面でお得なのは圧倒的にSTORESです。
ネットショップの運営において、
STORESもBASEもどちらも無料でショップ運営が可能なため、固定費自体はゼロ円でネットショップを運営できますが、商品が売れた際の販売手数料と決済手数料を考えると、STORESの方が手数料が安くなるため、売上が上がれば上がるほど、STORESの方が残る利益が多くなります。
入金サイクルは振込申請から10営業日で早いのがBASE。
一方でSTORESは月末締めの翌月末払いですが、振込申請から翌日には振り込んでいただけるスピードキャッシュが利用可能。(手数料あり)
BASEでのみ利用することができる機能
BASEで提供されていて、STORESで提供されていない機能には下記のようなものがあります。
オリジナルグッズの販売
BASEでは、Tシャツやスマホケースなど、デザインをアップロードするだけで販売することができます。それぞれ原価は支払わなければなりませんが、在庫を抱える必要がないのでリスクを抑えて商品を販売することができます。
自分でTシャツやスマホケースを作る場合は、1個だけ生産するようなことが難しく、まとまった数量をまとめて生産しなければならないので、制作に費用がかかってしまいますが、BASEでTシャツやスマホケースを販売する場合は1つから販売することが可能なので、費用を抑えることができるというのもメリットの一つですね。
また、pixivFACTORYやCanvathといった外部のオリジナルグッズ作成サービスと連携することができるので、Tシャツやスマホケースに限らず様々な商品を販売することが可能です。
HTML 編集
BASEは、「HTML編集」というアプリ(無料)をインストールすることで、デザインの編集ができます。そのため、商品の表示方法や顧客の導線などを指定できます。STORESは、HTMLの編集はできません。
ブログメディアBASE Mag.
BASEには、”BASE Mag.”というブログメディアが存在します。BASE Magでは、さまざまな商品の情報が発信されており、BASEの利用客はこれを見て商品を探すこともできるようになっています。
掲載する場合は審査が必要になりますが、もし掲載されれば売り上げアップに繋がることは間違いありません。少しでも多くのお客様に購入されるように、BASEを利用する方は審査を受けてみましょう。
ショッピングアプリBASE
BASEショップが集まったショッピングモールとして、500万人に利用されているショッピングアプリ。BASEでショップを作成して登録した商品は、このショッピングモール上にも自動的に表示されます。
ライブ配信やプッシュ通知で、ショップのフォロワーとダイレクトにコミュニケーションが可能☝︎
アプリのプッシュ通知はかなり効果的です♪
【BASE公式サイト】最短30秒でネットショップを開設
STORESでのみ利用することができる機能
STORESでのみ提供されていてBASEにはない機能には下記のようなものがあります。
WEARとの連携
STORESはファッションコーディネートアプリ「WEAR」と連携することができ、WEARで登録したアイテムをSTORESで作ったネットショップで販売することができるようになります。
WEARは、ファッション系のアプリではとても人気が高く、多くの利用者がいるためWEARで知名度を上げることによってネットショップの売上につなげることができます。
ファッション関連商品やアクセサリーなどを扱っているネットショップであれば、WEAR連携が使えるSTORESを利用した方が売上を伸ばせる可能性が高まります。
メルマガ顧客の分類機能
- STORES:〇(顧客を分類してメールを送れる)
- BASE:△(メルマガは送れるが、顧客を分類して送ることはできない)
STORESは、メルマガを送るときには、送り先を細かく指定できます。
具体的には、購入者、購入者:1回購入、購入者:1か月以内、購入者:リピーター、フォロワー:未購入などのように選べます。
さらに、地域ごとに検索をしたり、送信する顧客を選択することが可能☝︎
地域限定のお知らせがある場合など、例えばイベントの告知、ワークショップの開催、様々な場面で使える機能だと思います。リピーターさんのみに優遇な情報をお届けしたり。
メルマガの効果は絶大!私はこの分類ができる機能、かなりお気に入りです。
電子チケットが販売できる
電子チケットの販売が簡単に販売できます。ワークショップなどを企画してチケット販売したりと、便利です!
関連記事:クリエイティブな体験を提供しよう【ワークショップ】
また、2020年1月30日のサービス名変更に伴い、グループ会社であるキャッシュレス決済サービス「Coiney」がSTORESブランドへと統合を開始。
それにより、オンラインストアとキャッシュレス決済の技術をかけ合わせ、さらにこだわりを発揮したサービスになっていくことが期待できそうです!
Instagram 販売連携
Instagramからネットショップに誘導できます。こちらはSTORES、BASEともに利用できる機能です。
【Instagramショッピング機能とは】
フィード投稿に表示される商品に、商品名や価格が記載されるタグを付け、よりスムーズな形で利用者に購入を促すことができる機能です。
利用者がフィード投稿を見て商品を「発見」し、タグをタップして価格や商品の詳細を閲覧して購入を「検討」、リンクから外部ECサイトに遷移し、投稿で見た商品を「購入」するまでをシームレスに繋げることが可能です。
2017年3月に米国でローンチ後、2018年6月に日本でも導入を開始しました。
初心者におすすめなハンドメイド販売サイト3選【比較】←こちらでご紹介している販売サイトでもインスタグラム販売連携が可能です!
STORES 対 BASE 結果発表!
どちらもそれぞれメリットがあり、甲乙つけがたい結果です。簡単に本格的なネットショッップが始められ、様々な魅力的な機能を無料で利用可能です!
長期的な運営を考えてコスパで選ぶなら「STORES」。一方、スマホアプリが使えたり、オリジナルの商品が作れる「BASE」
実際に使ってみて、商品登録や作業面でやりやすい方を選ぶか、使いたい機能で選ぶかがいいと思います。
ちなみに筆者は両方運営してますが、メインで使用しているのがSTORESの有料プランです。
こちらの記事を参考に、ぜひご検討くださいね!悩んだら両方登録してみることをお勧めします♪
【公式サイト】
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