私はフリーランスで個人事業主として活動しており、2020年6月2日にオンラインで持続化給付金の申請を行いました。給付金が振込まれたのは2020年6月9日午前。オンライン申請からちょうど1週間でした。
必要なものや申請方法など、意外と簡単だったので申請方法をわかりやすく解説したいと思います。お役に立てれば幸いです。
持続化給付金の対象かどうか
まず、自分が持続化給付金を受けられる対象かどうかを調べます。白色申告か青色申告かで計算方法が変わりますが、フリーランスの方はほぼほぼ貰えそうです。
サザエさんの伊佐坂先生(恋愛小説家w)を例に非常にわかりやすい動画です♪
持続化給付金申請に必要なもの
必要な書類は白色申告か青色申告かで少し違います。まだ2019年の確定申告をしていない人もこれから申告すれば大丈夫です。
私の場合、6月2日に税務署に行って2019年の確定申告書を提出。
感染症の影響で提出が遅れたと説明→「新型コロナウイルスによる申告・納付期限延長申請」というハンコを申告書に押して、受け付けていただきました。
白色申告 | 青色申告 |
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✔︎ 2019年分の確定申告書 第一表 控え ✔︎ 2020年分の対象月の売上台帳(売上を管理する帳簿)写し ✔︎ 預金通帳の写し ✔︎ 本人確認書類の写し | ✔︎ 2019年の分確定申告書(第一表控え) ✔︎ 2019年分色申告決算書(1ページ目と2ページ目の控え) ✔︎ 2020年分の対象月の売上台帳(売上を管理する帳簿)写し ✔︎ 預金通帳の写し ✔︎ 本人確認書類の写し |
本人確認書類は顔写真付きの身分証が必要。ただしパスポートは住民票の写しも必要です。
私は健康保険証と住民票の控えを提出。売上台帳以外は書類をiPhoneで撮影しました。
「 JPEG 」で保存するよう設定が必要です。※ iPhone / iPadのiOS 11 以降をお使いの方は画像のファイル形式が「 JPEG 」から、より高効率な「 HEIF 」が標準になっています。
私は預金通帳はネットバンキング(ジャパンネット銀行)なので、口座情報照会ページのスクリーンショットで大丈夫でした。(詳しくは下記参照)
売上台帳の作り方
おそらく売上台帳というのが、どうしていいか分からないのではないかと思います。実際、個人事業主・小売店経営の方(70代女性)で5月中に申請を出して不受理だったということで書類作成をお手伝いしたのですが、手書きでわかりにくかった売上台帳を作り直して提出したところ、一週間後に100万円振り込まれました。
そこで、簡単にわかりやすい売上台帳を無料で作る方法をご紹介します。
私も、私がお手伝いした方(70代女性)もこの方法で簡単に売上台帳を作りました。
一ヶ月丸っと営業自粛のため、売上が0ということでした。その場合、対象月の売上がゼロであったことがわかるように記載してあれば大丈夫です。
この売上台帳の場合、2020年の4月1日〜4月30日までの売上が50%以上の売上げ減少の対象月で、この月の売上が0であったということがわかります。
期間と売上げ合計金額が分かるよう明確に記載しておけばOKです。
売上がゼロの場合もそうでない場合も、弥生会計を使えばWEB上で入力するだけで簡単にその月の帳簿をダウンロードすることができます。
確定申告書もかんたんに入力するだけで作成できるのでおすすめです。(白色申告は無料・青色申告は一年間無料で使えます)給付金の申請に必要な月間の取引のみを入力してその月の帳簿のみをダウンロードできます。
やよいの白色申告オンライン やよいの青色申告オンライン預金通帳の写しがネットバンキングの場合
私はジャパンネット銀行だったので、通帳の写しの代わりとしてネットバンキングのスクリーンショットを提出しました。口座番号や支店名などの情報がわかるページでいいようです。
あまり難しいことはないのでフリーランスを含む個人事業主の方、ぜひ申請してみてくださいね◎